応仁の乱 ~グダグダで人間らしい乱~

学校で、「人の世むなしい応仁の乱(1467年)」と教わる乱。

みんな、なんかの争いを機に東軍or西軍に味方し、「領土・恩賞・権力・利権などを奪取しよう」と野心をもって参加しました。(現在なら「この機に出世しよう!」という感じ)

しかしながら初期から戦いは膠着し、泥沼になって疲弊していきました

ただただ兵を食わせる経費だけが続く状況。

一例ですが、東軍の細川勝元は「そろそろ乱を終わらせたいな」と思っていても

同じ東軍の赤松正則は「このまま和睦されたら、領土が貰えないからここで引くわけには行かない!」と言って反対してます。

「これだけの労力(足軽・兵力を動員)をつぎ込んで、何ももらえない(領土・恩賞)のはまずい」(ここは戦闘継続や!)

このように、みんなの思惑が異なり、思い通りの結果が得られるまで戦います。

もちろん皆の思い通りになるわけもなく。。。

こんな感じで戦闘は継続し、乱は11年も続きました。

「これを機会に下克上しようとする勢力」「今までの恩賞や家督(統治権)の不満を抱いていた勢力の反乱」「もはや(東軍・西軍)とか関係なく、どさくさに紛れて略奪する足軽、寝返る大名」

皆が思い思いに絶妙なハーモニーを奏でながら、応仁の乱が長引いていったのでした

【感想】

つくづく長期戦って不毛だなと思う。誰得w

勝ったとしても、それに似合う利益が得られない。

でも途中で(戦闘から離脱)やめたら何も得られない。(ここで引くと武家として面子が立たない。。。など)

だから戦を継続してしまう。(継続せざる負えない)

戦って何も得られないと、部下からも不満が出るから(戦利品も無いのにどうやって恩賞を与えるのか?)せめて○○の領地ぐらいは奪取しようなど)

たとえ戦をしたくなくても、戦を吹っ掛けられたら戦うしかない。(隣国のチンピラに絡まれたりwww)

ある意味一番、参加者みんなが人間的だから起こってしまったのだと思う。だから今になって見直しの機運が高まっているのだろう。

とても分かりやすくておすすめ。大作です。


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(あとがき+雑記)
「いろんな仲間が居すぎて、戦後処理(和平)への収拾がつかない

しかしながら、「恩賞を約束して仲間を増やさないと戦には勝てない」し。。。

応仁の乱東軍西軍

画像は右記より、http://www.archives.pref.fukui.jp/fukui/07/kenshi/T2/T2-4-01-01-01-01.htm

小並感ですが、戦いは終わらせるのが難しい。。。

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