ギャンブルという本質(株式投資に例えると)

私にとって、投資はなるべく採算が合うように運用するギャンブルである。本「ピーターリンチの株で勝つ」P83 13行目一文引用

ギャンブルだからこそ、「勝つべくして勝ったのか、負けるはずなのに偶然勝ったのか?というのは、十分吟味しなければいけない。負けたはずの勝負で下手に勝ってしまう(アベノミクスで、下手打っても上昇相場で勝ててしまう)と、後で大変なことになります。今日の結論は上記がすべてです。以下理由を書いていきます。

前回も書きましたが株式投資なんてギャンブルの最もたるものです(人生自体もギャンブルだが。。。)。一般には、2013年以降アベノミクスが始まり、2015年まで上昇相場が続いてきました。

この時期(2013年)に株式投資を始めた方は、よほどのことがない限り勝っているでしょう。2015年までは簡単に儲けられる情勢でした。

さて、あなたはその期間株式投資で勝ったとしましょう。一体勝因は何でしょうか?

自分の手法が正しかったから?それとも相場全体が上がったから?それとも偶然投資した個別銘柄がとても良い業績をただき出したことによる勝ち?

ギャンブルと一緒で偶然の要素(相場全体が良かった)のか、個人の先見の銘があっての勝ちなのかが非常に分かりづらいです。

逆の現象もありえます。相場全体がずるずると下落して、正しい銘柄を選んだにも関わらず、損してしまったという現象です。

ギャンブルとはそういうものです。最善を尽くしたが、運悪く確率的にはめったに出ない目が出て負けてしまったというイメージです。

勝ったのは偶然によるもの(相場全体の上昇)なのか、個人の選球眼による力量なのかはいまいちはっきりしないことが多いです。

そういう点では、上昇相場はすべての問題点を隠してしまうという点で非常にやっかいです。

さらによくあるのが、自分の手法が正しかったと勘違いして、さらに投資するパターンです。株で食っていけると思い込んで、仕事なんてやめたら最悪です。

上昇相場だと、自分の給料以上に稼ぐことなど容易ですが、その分反動で(投資について、頭を働かせて)働いても赤字になることもザラにあります。

しかも本サイトで提唱するピーターリンチの成長株投資は、それほど投資にかける時間が必要ありません。チャックとしては、月一(給料が入るとき)、各銘柄の四半期決算だけで十分です。仕事終わり、休みの日などに株式投資を体系的に学ぶなどすれば大丈夫な時間量です。

上記に書いたように、初心者が株を始めるとき、始めた後、相場全体の上昇に惑わされず、自分の投資が理にかなっているかどうか、通用しているのかどうかを見極めてほしいのです。

相場全体(日経平均株価)が横ばい、下落しているときこそ真の実力が出る

だから、2016年度は自分の力が試されやすい局面のはずです。よほど個別銘柄の銘柄が予測できない理由で2倍や半分になったら別ですが。

難易度としては、2016年度はまだノーマルモードか、ややイージーモード(やや簡単)な状況です。なんだかんだ言って相場全体の指標としている日経平均株価は横ばいを示しています。

2016年度から、はじめて株式を始めようという方は、ある意味では自分の力量がはっきり出やすくて良い局面です。

下手に上昇相場で儲かって、自分の手法が(仮に間違っているのにもかかわらず)正しいと判断されてしまうと、追加投資して、傷口を広げてしまうからです。

それよりは、今の相場で勝つ、負けるがしっかり分かり、自分の手法を検証するきっかけが多くなりやすい局面が一番良いです。

もっと良いのは、下落局面なのだが、それはまた下落局面(*)が来たときに話をしましょう。

(*)下落局面:本当に儲かるのは下落局面を耐えきった後です。株式を缶コーヒーに例えると、スーパーの缶コーヒーだって安く買えた方が、後で転売するときに利幅が乗るでしょう?

(更新履歴)11/3 つたない文章の改善、分かりやすい1文挿入、最後の行追加、見出し第一文訂正

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

0