株式投資4%の儲け・国債0%でとんとん・現金はマイナスの世界

ずっと上記の資産を持っていると、平均値としては、資産はどれくらい増える(減る)のでしょうか? 現金はずっと価値が同じままでいてくれるのでしょうか?その答えが上記にあります。

なぜ現金だとだめなのでしょうか?現在ではほぼ貯金(普通預金)も利子がとても低いので当てはまります。「株式投資の未来」ジュレミーシーゲル著 からデータを引っ張ってきてみましょう。

過去200年のデータを紐解いてみるに。世の中は残念ながら、インフレであった期間が圧倒的に長いのです。%にしても年率2%ぐらいは上昇しています。ざっと35歳の方が、老後のために貯金・現金でお金を貯めていたとしましょう。

なんと65歳には資産価値が50%に減ってしまっているのです。(2%×30年の目減り←本当は累乗だから違うのだが、単純に掛け算してみました)

35歳の時に働いて貯金したお金が、50%の価値に下がっている。。。老後のための貯金なんてやってられないでしょう。ただでさえ、現在の収支でさえぎりぎりなところが多い今日この頃の世界で。

若いときに働いた分の貯金がいざというときに半減している。。。これぞインフレという名の税金です。 現金ですべてを持つということは、名目上の元本は減らない代わりに、インフレになった時など、実質的にお金が減っているという狐につままれたようなお話になるのです。

人は現在が将来にわたって続くと思い込んでいる ~決してそんなことは無い~

インフレの話をしてきましたが、現在ではそんなことがあるわけないだろう」とか「何言ってるんだろうこの人?」といった考えの人もいるかもしれません。

昭和30年(1955年)の物価ですが、参考までに あんぱん10円、ラーメン40円、郵便はがき5円。。。昔の方に聞けばわかりますが、物価は確実に上昇している=現金の価値は目減りしています。

単純にざっと60年前から物価は10倍になっているのです。(現金の価値は1/10に減少しているということ)

ここ20年は失われた20年でバブル崩壊以後、一貫してデフレ傾向が続いてきました。なかなかインフレになる気配がないです。安倍政権のインフレ2%も失敗しました。

だからこそ、現状にとらわれず金融・経済の歴史を知っておくことで今の状態が普通なのか、それとも珍しい特異な状態なのかを知っておくことが大切です。自分自身だけでの経験ではカバーできない部分がここにあります。

今までは現金・貯金・債権を持っている人が勝ち組でした。デフレ経済とはそういうものです。しかしそれは特異な状態であり、いつか終わることを覚悟しなければいけません。それを知らずにずっと現金で持つのが安全だと(状況を知らず、理解できずに)思い込んでいたら、家計は悲惨なことになるだろうと思います。

このように経済の歴史の一端を少しでも把握していただければ幸いです。

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