並の会社をバーゲン価格で買うよりも素晴らしい会社を適切な価格で買う方が断然良い。

ウォーレン・バフェット語録に書いてあった語録から引用しています。

今回はこの語録の

①(株主にとっての)素晴らしい企業(優良企業)の例

②並の会社とはどんな企業か?  

③素晴らしい企業をそこそこの値段で買う方が(並の企業をバーゲンセールで買うよりも)良いのか?

に的を絞って解説していきます。

素晴らしい企業(優良企業)の例

読者の方々に聞いてみたいが、最強の企業とはどんな企業でしょうか? 

まず、結論から書くと、決算書で増収増益が3期連続していたら可能性があります。特に景気減速の2016年の決算が増収増益基調でしたらもっと良いです。そうしたら、個別に定性分析を始めます。

少しだけ株主にとっての優良企業を掘り下げてみましょう。

1つは独占的に商売ができる事。(例えばJT(たばこ産業)なんかは日本国内で煙草を専属で販売できる。)すなわち値段はつけたい放題です。(値引きをする必要が無い。なぜならそこでしかタバコは買えないのだから。)

電力も地域を独占していますね。事実上広島県に住んでいたら中国電力からしか電気は入らないわけです。独占をするという事は会社の利益につながるのです。

他にも優位なのがコスモス薬品などの大量入荷、大量販売の値段を安くできる企業です。

大量に入荷することで仕入れ値を安くし、大量に販売する。さらに売れるので大量に仕入れて値段を安くしています。他の企業は分かっていても規模が小さいがために同じ戦略を実行できないのです。

その他いろいろな株主にとっての優良企業の条件があるのですが、今回はその話を掘り下げるわけではありません。

すなわち、結論で書いたように優良企業の素因は増収増益(特に景気が減速してきた2016年度が増益だったらなおよい)に現れるのです。

並の企業とは?

並の企業というのはどんな企業か想像が付きますか?

決算ベースで話をすると業績が景気の動向につられてアップダウンしたり、いつでも取り換え可能な物品、サービスを提供している会社です。ガソリンスタンド(どこへでも給油に行けます)、スーパー(近くに何件もありますよね?)、クリーニング屋(競争が激しいですね。)などほとんどの会社だと思います。

競争が激しくなるにつれ値段を安くせざる負えなくなり、結果株主の利益は下がるという物です。このような企業はずっと銘柄を持っていても上がり目が無いわけです。(エンドレスな競争で利益が下がる)

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(典型的な並の企業(中部鋼鈑の製鉄工場)の製鉄現場(どこの製鉄会社の鉄でも買える(競争は激しい)、消費者、日本のためになってはいるが、株主のふところを温めるかどうかは別問題でもある)

素晴らしい企業をそこそこの値段で買う方が(並の企業をバーゲンセールで買うよりも)良い理由

では並の企業の例として中部鋼鈑(5461)を上げましょう。12/19現在、株価600円、PER9.06倍、PBR0.31倍です。(業績は典型的な循環株なのでアップダウンします。)

もしリーマンショック、自然災害、景気の悪化など何かの拍子に株価が半値になったとしましょう。株価が300円、PER4.5倍、PBR0.15倍ですね。

バーゲンセールの並の企業とはまさに半値の中部鋼鈑(5461)のようなものです。確かに半値で買えば儲かります。しかし儲かったとしても300円が2倍になって600円だと思います。

並の企業は業績自体もアップダウンで現状維持なのでそれ以上(600円以上)はなかなか望めないでしょう。

一方素晴らしい企業(優良企業)はどうでしょうか?パラカ(4809)なんかは毎年着実に20%増益しています。

株主としてただ保有していれば株価が20%上がるという事です。これはとても信じられないことですが、理論上同じPBR、PERなら毎年20%上昇する計算です。

指標もまあまあそこそこです。PER12.33倍、PBR1.81倍と指標面では適切な水準だと思います。

あなたはバーゲンセールになった中部鋼鈑(5461)(PER4.5倍、PBR0.15倍)と現状のパラカ(4809)PER12.33倍、PBR1.81倍のどちらを選ばれますか?

もしバーゲン株の中部鋼鈑(5461)を選んだとしましょう。昔の私を見ているようですね。景気の循環で4~5年経てば、景気回復に伴って300円の株価は業績がアップダウンで結局は現状維持でも600円まで戻り、2倍の利益を(5年で)得るでしょう。

しかしもし利益を得たとしても、景気が良い中で(周りも上昇していて割高になりつつある)他のどの銘柄に投資すればよいのでしょうか?下手な銘柄を選べば、損失を被る可能性が高いです。

パラカ(4809)を選んだ方々は少し気が楽だと思います。(中部鋼鈑=並の企業とは違って)景気動向に関係なく、(駐車場に景気は関係ない)毎年20%上昇してくれます。20%づつ増益だと中部鋼鈑と同じく株価2倍になるのに約5年かかります。

その後も景気に関係なくホールドするだけで20%が継続する。成長株の寿命の問題もあるが10年程度なら小型株なら成長は期待できるでしょう。

例え、並の企業がバーゲンセールになったとしても、素晴らしい企業を適切な(そこそこの)水準で買ほうが、大きな利益につながることに気付いていただければ幸いです。


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(1/8更新)バフェットは書いてあることは良いんだけど、いざ実践しようとすると、「どこにそんな優良企業があるんだよ」と思ったりする。

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