配当金生活・・・響きが憧れますね。投資に値する銘柄で配当金が5%を超える局面も何回も経験しました。
今年(2016年)は一時的な暴落(株式投資のチャンス)が多かった年でもありました。
今年一年を、今後の投資のために振り返るとともに、配当金投資のチャンスは年に数回やってくること、暴落は投資をしている以上自然現象であること、むしろ暴落はチャンスであること、とみなしていただければ幸いです。
では1年に数回起こる暴落を、配当金投資・狙っていた銘柄の投資のチャンスと捉えるとともに、今年の出来事を配当利回りと絡め合わせながら振り返ります。
今年の暴落局面の3回を振り返る。①1月:日銀マイナス金利導入 ②6月:イギリスEU離脱決定 ③11月:トランプ大統領当選
①1月:日銀マイナス金利導入
今年はいろいろなことがありました。特に年始の1月から日経平均株価がずるずる・だらだらと下げるなか、とどめを刺すように日銀のマイナス金利導入がありました。
景気が悪ければ日銀は政策金利を下げて、世の中にお金が回るようにする。当たり前の話なのですが、今回は違いました。政策金利が0.1%だったものを、一定条件のもとマイナス0.1%にしたのです。
景気が悪くて金利を下げただけですが、世の中では「マイナス金利にするほど景気が悪いのか。」と思われたことにより、景気に敏感な日経平均株価は下がりました。
特に銀行株はマイナス金利の影響をモロに受けるので暴落の一途をたどりました。
このように多かれ少なかれ銀行株は暴落し、配当利回りが5%を超えました。
こうして余剰資金がある人には、1回目のチャンスが巡ってきたのでした。
私はもちろん全力で株式に突っ込んでいたので、余剰資金など無かったです。(特に暴落だからと言って何もできず←いつものこと)。私は、いつも通り給料が入るたびに証券口座に入金していました。
参考:みずほ銀行(8411)約4.6% 三井住友FG(8316)約5.1% あおぞら銀行(8304)約5.6% りそなHD(8308)約4.8% 藤商事(6257)約5.3%
*藤商事(6257)は特別配当を除外した通常配当1株50円で計算しました。各銘柄は予想配当額から%を算出しています。
②6月:イギリスEU離脱決定
イギリスが国民投票によりEUを離脱。。。これも事前予想がEU残留が優勢だっただけに衝撃の大きいものでした。当事国のイギリス株式より日本株が良く下がるという、いつもの珍百景も見られました。
ここでも国際的な取引がある銀行株が大きく下げました。ここでいつもの配当が高い銀行すべてが配当利回り(額面)5%越えを達成しました。
参考:みずほ銀行(8411)約5.1% 三井住友FG(8316)約5.3% あおぞら銀行(8304)約5.2% りそなHD(8308)約5.2% 藤商事(6257)約4.8%
③11月:トランプ大統領当選
アメリカの選挙戦も予想を覆しトランプ氏が当選しました。トランプ氏当選=経済がダメになる。という予想の元、1夜にして日経平均株価が1000円程度下がりました。
もっと驚いたのがトランプ氏のまともな発言(「米国民のの団結が大事」といった話)で日経平均は翌日1000円上がりました。
何というか相場に振り回されるのってアホらしい気がしますね。相場なんて無視して個別銘柄だけをしっかり追っていきたい私の気持ちが少しわかっていただけるでしょうか。。。
参考:みずほ銀行(8411)約4.5% 三井住友FG(8316)約4.6% あおぞら銀行(8304)約5.4% りそなHD(8308)約4.3% 藤商事(6257)約4.5%
このように1年の間に3回も配当金生活に近づくチャンスがあったのです。配当金生活とはいかなくても、日々のお小遣いの足しには充分な金額でしょう。
100万円投資したら5万円。独身の方は8年間働いて2000万貯めたらそれだけで配当5%だと100万円(税金20%あるので、実質80万円/年)になります。←もしかしたら8年働いていたら独身じゃないかもしれませんw
私は現在成長株投資で配当は微々たるものですが、株式の純資産が5000万円を超えたら配当金に少しづつシフトしていきたいです。
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(いつもの、ひとり言) 明日(12/21)発売の、日経マネー2月号の「エナフンさんの株で勝つ」を立ち読みするのがひそかな私の楽しみです。
過去の記事⇒むかし似たような記事を書いたことがあります。「配当金生活は5000万以上から~」