実効為替レート(超円安水準)と日本のこれから

実効為替レート ドル円

赤線(左メモリ)が普通のドル円青線(右メモリ)が実効為替レート←インフレを加味した実質的な為替水準(2010年を100と想定して相対化

https://zuuonline.com/archives/105338 より(参考文献)

結論から書くと、実質的に30年来の円安水準になります!(1985年プラザ合意以前の水準)

「失われた20年」などいろいろなことを言われる日本経済ですが、失われた?物は気にせずに、現実に適応していくことが大事です。

よくニュースで取り上げられる1ドル117円などというのは、名目上の数値です。日本ではあまり無いですが、アメリカでは毎年2%程度のインフレが発生しています。よって、実効為替レートで真の実力を見る必要が出てきます。

日米インフレ率比較

(日米インフレ率、2016年度はIMFの推定)

日本円の真の実力は落ちてきています。じわりじわりと円安水準の傾いていき、よくニュースで取り上げられる1ドル120円の水準に近づくと、1985年プラザ合意以前の円安水準と同じです。

なのでよく円安円高の話になりますが、すでに円安は実現しているのであって、それでも2010年代に貿易赤字を生み出すのは日本の貿易で輸出するものが少ない事を示しています。

日本経済が弱いとか、企業の実力が足りないわけじゃない。投資家は事実を掴み対応することが大事

当たり前ですが、日本は若い人(労働者)が少なくなって、高齢者(消費者)が増えているので、国内総生産(GDP)が上がらないのは当然の話です。ましてや、1人当たりのGDPが20位で年々落ちてきているのも若い人(労働者)が減る以上当然なわけです。

個別株の投資においては、円高や円安など企業の実力からするとあまり関係ない事が多いです。しかしながら、日本全体で見た場合だと、長期的には実質的にも円安に進む傾向に歯止めはかからないでしょう。

FXなどでドル円の買いポジション(ドルを買って、円を売る)のもいいですが、私は株式投資しか資産運用できないので、(FXは損するのでやめた方が良い)円安に拍車がかかった時には、輸出株(特に造船業、海運業)などが良いでしょう。

円安になることを踏まえると、だんだんと輸出株が有利になっていき(しかし競争力も落ちてきていますがw)、内需株は不利になっていく傾向が強いと思います。

私のような成長株投資にはあまり関係のない話ですが、一応全体像をとらえる意味で実効為替レートが超円安水準(30年来)であることを広めておきたかったのです。

以下おまけ ~(株も人生も)冬の時代に確実に下準備などできることをして春に備えたいものです。

岩合光昭 津軽 雪の猫

(画像は岩合光昭さんの猫の写真よりhttps://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2015012100090_1



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